話すのは面倒くさがるのに言い訳は長々
長男の期末テストが終わった。
毎日時間はたっぷりあったけど、頑張ったねーとは微塵も思えない。
小一時間勉強風味を醸し出しては、「よし!終わったー!」と声高々に宣言。
終わらないよ。
そんな簡単に終わりはこないのよ。知ってんだから私だって。
範囲広いよ?ある程度。
テスト直前にそれだけで済むほど、日々積み重ねてる勉強もないよ?
その一言が出たらもうゲームやるしYouTubeみるし…
その後どれだけ時間があっても二度と勉強しない。そんな日々。
なんかもー色々通り越して呆れた今回。
テスト終わりで学校はそのままほぼ休みに入り。
今日からは部活に行くだけの楽しい日々。
早速、部活始まる前にみんなで集まってちょっと遊ぶーなんつって部活開始時間よりだいぶ早く出かけて行った。
私もまぁテスト期間が終わって、勉強しないことにイライラしなくていいから気楽なような。
そんな今日の夕方よ。
学校からの電話。
これ、良い知らせだったことない。
小学校の時は具合悪い、怪我した、前歯折れた…
もう覚悟は決まります。大怪我じゃないといいなとだけ祈って通話ボタン。
担任から。一通りの挨拶を終えたら
「今日は数学の補習があったのですが、出席していなかったのでどうしたかなと…」
初耳です。
まったくの。
なーんも言ってなかったよ?
本人も忘れてるやつだ。完全に。
先生には正直に告げて、平謝り。
恥ずかしいやら情けないやら。
「サボったとかじゃないなら良かったです。補習はまた2回目がありますのでそちらを受けていただければ。」
とのこと。
はあーーーーーー。
私が今ここで申し上げておきたいのは、この時私は怒ってはいないということです。
あいつやっちまったなーくらい。まったくもー遊ぶ方ばっかり満喫しちゃって、くらい。
だから、帰ってきた時も明るい感じで「今日本当は部活以外にも何かあったんじゃないー?わかるー?」てな感じだった。
「え?え?あ、え?」(あ、もうわかってるんだなと分かる)
「わかんない。何?あ、もしかして補習?」
で、話していくと、実は部活で同じく補習ウッカリしちゃった子とその話をしていたことが判明する。
だけど、私に聞かれた時はその話をしたことすら忘れていた。
2回目の補習があることは知らなくて、その子との話で知った。だけどそれがいつかはわからない。
イライラしてくるアタクシ。
話が全体的にそこはかとなく嘘臭いんだよなー。
先生の話では2回目のお手紙は本人に渡してあるとのことだったのだけどな…
それはもらってないと言う。
で、2回目がいつ開催されるのかわからないけど、時間的にもう学校に電話は繋がらないから、明日とりあえず行ってみるという。なかったら帰ってくる、と。
え、行ってみるの?
てかその今日話した友達に連絡して聞いてみればいいのでは。
結局お友達に聞いて、2回目の補習は明後日だってこと、その子はお手紙もらってること、などわかったのだけど、終始どっかしらばっくれてたり、すっとぼけてたり。
不信感募りまくり。
長男に何か起こるといつもこうして、なんでこうなるんだろうっていう方向にいく。
なーにやってんのさンモー!で良かったのに。
小さい嘘やごまかしやお芝居にイライラが募って「大体さぁ!」って怒りが爆発してしまう。
ちなみに長男は、嘘をついてるつもりはないらしい。
なるべく怒られないように選んで作って話してる、それがありのままを話してないってことなんだけど、自覚はない。
なんだかんだと話すけど、どれももう何十回も言ってることで。
同じこと繰り返してるんだなーとがっくりきて。
なんだか今日は怒りより情けなさや悲しさが勝った。
成長していくことは必ずしも私にとって幸せを感じることばかりではなく。
真っ直ぐキレイなままでなんているはずもないし、そのままじゃ生きてくのに困っちゃう。でもこうして毎日毎日思春期坊やとあーだこーだやるのは、心が疲れる〜。
話す時はやっぱり真剣に向き合うし、わかってほしいし、でも響いてないのもわかるし、で、どーんと疲れるー。
でも彼は話し終わったそばからWBCを楽しんでいる。
切り替えハヤーイ!
いつもなら素敵なところだけど、怒った後は腹が立って仕方ないんだよ、その早さ!
さっき言ったこと覚えてるワケ!?
穏やかで優しいお母さんやりたーい。
怒りたくて怒ってるわけじゃない、ってあれホントだよ。
じゃあ怒らなきゃいいじゃんて思ってた若き日の私よ、お母さんの言ってたことホントだったよ。
今1番の心配は、長男が明後日の補習も忘れるんじゃないかってこと。
声かけないよ。
もう自分で自分のことちゃんとできるようになってもらわなきゃ、ダメなんだよー!うおー!!