嗅覚が1番人の記憶を呼び覚ます、と聞いております
金曜日、次男がとんでもなく臭いオナラをした。
思い出に残るくらい、思い出して懐かしめるくらい、忘れられないくらい、臭かった。
え!?くっさー!!!って、私と次男とで笑いながらもかなりの衝撃を受けた。
土曜日、出かけた帰りの車中で、後部座席に座る次男が隣の長男に向かって、
「長男ー!オナラするなよー臭いなぁー!!」
と言い出した。
「窓開けたら?そういや次男のオナラも、こないだびっくりするほど臭かったよね〜」
なんて言ってたら、助手席の私のところにもその臭いがやってきた!
すーんごい!すーーーーんごい臭い!!やだ!ナニコレ笑
こないだの次男のと同じような臭いするよーヒエー!
と、びっくりするくらい臭くて、ワーワー言いながらみんなして窓を開けた。
なぜか長男が窓を開けないので、
「なんで1番開けなきゃいけないのに開けないんだよ!」と突っ込まれたりしてて。
なんだろう最近食生活が悪いのかしら、とか、体調悪いのかねぇ、とか旦那と話してしばらく走り、窓も閉めてオナラ騒動もひと段落したところで…
「さっきのオナラ、長男にやめろよーって僕言ったじゃん?あのオナラしたのホントは僕だよ。」
と次男が突然言い出した!
怖い!
ふざけた嘘をつく次男はいいんだよ。いつものおふざけだよ。
でもここに、この車中に、全てを超えておかしな子がいる!怖い子がいる!!!
なんで、してもいないオナラをしたと言われ、家族みんなから臭い臭いとなじられたのに、何も言わなかったのか、長男よ…
俺じゃないよ、と…その一言どうして言わなかったん?
怖いよ怖いよー!
なんでだよー!
「いや、したのかなと思ったから」(長男)
いやああああああー!
13歳のキレイなプリプリオケツから、したかしてないか分かんないモノなんて出る!?
母さんは、君がとんでもない貧乏くじ引くことがあるんじゃないか、とか、言われもなき罪を償うハメになるんじゃないかとか、すごいすっごい心配になるよ!
自分の身を守ってあげて、お願いぃ。うう。
オナラ出たか出てないかなんて、どうしてわからなくなることがありましょうか。
次男もまさかの展開に自白したんだろうなぁ。びっくりしたろうなぁ。
俺じゃねえよ!って言われようと仕掛けたら、自分の臭いのごと持ってかれて笑
道理で少し懐かしさを感じさせる香りだったよ。
あの日あの時のやつだったんだね。
とにかく色々やらかすし、同じ場所にいても知らないことが発生する長男だから、いつも大丈夫なのかしらって思ってるんだけど、更にその不安が強くなるオナラ事件でありました。
お疲れモードにラッキー休み
本日次男が学校をお休み。
頭痛い、喉痛いー、と。熱はないけどいつもより元気ない。
すぐ厚着して、暑くなってきてもいつまでも脱がない長男と違って、次男はすぐに服を脱ぐ。
遊んでて暑くなるとすぐランニングいっちょ。
学校へも寝る時も、もう!?ってタイミングで半袖短パン。
まだ寒いんじゃないの?という時でもめちゃ薄着してたから、それでかなーと思っている。
クラスも変わって、疲れも出てきたかな。
週末だし、ゆっくり休んで元気になっとくれ。
母さんも人疲れで今日はゆったりモード。
水曜日にピョコとお出かけ、木曜日にピッキーとピヨちゃんとランチ、と予定が続いたもので疲れちゃった。
美味しいものも食べたし、気心知れた友達とのおしゃべりで楽しくて、スッキリもしたのに、なんかすーごい疲れたなーと感じちゃうんだな。毎度そうなんだよな。
いや、今回はピョコとのお出かけかな。
ピョコは長男がやってたサッカーチームでの仲良しママで。
お互いそんなに上手なワケじゃない子の母で、悔しい思いや切ない思いを沢山共有。
小学校も中学校も同じじゃないのが逆に気楽で、なんだかんだと付き合ってきている。
話が面白く、お酒好き。
だからランチでも必ず飲み始めちゃうので長くなる。その覚悟で臨むのだが。
だから頻繁にはやらないのだが。
その席で、なんかモヤァンて残る言葉がいくつかあったのだ。
これも、いつものこと。酔った勢いで、というやつでしょうか。いつもよりハッキリ言っちゃう?思ってることがサラッと表に出てくる?
おお。ぬおお。って、楽しい会話の中にちょいちょい出てきては、笑い声で消えたように見せて、しっかり心に留まってしまう。
今回は私のその気にしいな性格についてのこと。
だからこそピョコは私との飲みの時はハッキリ言わないよう気をつけてると言うのだ。
他の飲み仲間は言い過ぎたなと思っても大体次の日には忘れてる、でも私はイチイチ気にするが故、覚えてるから、気をつけなきゃいけない。酔っ払っても気をつけてる、と。
うそ!それで!?
いつもグッサリグサグサ4、5本突き刺さっているのだが!と思った。
いや、そこじゃない。
むしろ、そんなこと思われてたのかーってことが寂しく感じた。
辛さを感じることもあるけど、ハッキリハキハキ私には気兼ねなく言っちゃうんだなンモーって、めちゃ心許しちゃってもーう!って、いいように捉えていたのに、全然そうじゃなかったことが寂しかった。
言いたいこと言われてると思っていたから、私の中でもかなり気兼ねなく付き合えてる相手だったんだけど、そもそもそうじゃなかったみたいだ。
めちゃ気を遣われてた!
この前ピョコが、私は言い方がキツイから、そんな仲良くできる人も少ないしなんて話をしたことがあった。
私も正直、最初の印象は怖すぎて、この人とはそんなに仲良くなれないだろうと思った。
だけど、言葉に嘘はないし、気持ちは優しいし、話してて楽しいのが勝ってって、どんどん仲良くなっていった。
まぁ、気は合って楽しいけど、そういう思いもあるってことがわかった、ってだけなんだけど、なーんかこう、ヒリヒリと心に引っかかってしまう。
ここがめんどいところなんだかなー。
私にだってピョコにたいしてマイナスな気持ちがないワケじゃないんだから、それはそれで付き合っていけばいいだけなんだけど。
どんだけ100パーで好かれたいのか。私は。
我が子でさえ100パー保てないことあるのに、赤の他人を無条件に愛せますかい!と!!
ましてやおばはんが!おばはんを!!
ふふ。やだぁ。気持ち悪。
おお、なんか書いていたらスッキリしてきたな。そうだよね。
私だって友達に対して色んな気持ち持ってるくせして、棚に上げるの職人技。
休む連絡したあたりから気づいてはいたが、次男もどうやら全然大丈夫そうだぞ。
元気で、暇を持て余し始めた。
休まなくてよかったな…
気持ちを切り替えて(ってこれすごく苦手なのですが)、覚えてなくていいことをどんどん忘れていきたいものだ。
気持ちのいい日の気持ち良かった出来事
朝イチチョコザップへ行くのに、半袖の上にうっすシャカシャカで大丈夫だった今日〜!
なんとも気持ちがよかった!
ちょっとした痩せ浮かれモードになってるワケだけど、歩いててふとガラスに写った自分ってば思ったより細くない。なにさ!
いい汗かいて、お花を買って帰宅。
お彼岸に旦那方の方しかお墓参りできなかったので、今日は私方のお墓へ。
近所で評判のいいお花屋さんへ仏花を買いに行ったら、開店早々だったからかサービス品で出てたお花をオマケしてちょっと豪華に作ってくれた。うーれしー!!
また絶対ここに買いに来ようと思っちゃう。
帰り道もルンルンだった。ちょっとしたことってなんかとても嬉しく心に残る。
キレイにラッピングされてるワケでもないお花ってどうやって持ったらいいかイマイチよくわからないなーと、何度も持ち替えながら歩いてたら、私の前にシュッとしたメンズがいた。
シュッとしてスーツってカッコいいよねー。
脚が長くて細くてあのパンツ丈!好き!!
真後ろだし、ある程度距離もあるのをいいことに上から下まで凝視。髪型もいいですよ、嫌いじゃないですよ、手ぶらなのはなぜかしら〜?と心の中で話しかけていたら、シュッが立ち止まっておもむろに振り返った!びっくりした!
なんでだ!見すぎたから!?
何か探してるようで、キョロキョロしながらこちらへ引き返してきたので、目を逸らして無事すれ違う。
ああ、しっかり全体像掴めなくてよかったのにー!顔は想像で楽しみたかったという勝手さ。
ちょっとね、もうちょっと意地悪っぽい雰囲気が良かったなーおばちゃんは。
帰るとストレートきのこ。縮毛矯正かけた旦那。
中学生女子はこぞって縮毛矯正かけたがるそうですね。
娘いるママさんからよく聞く。男しかいなくて旦那以外直毛だから我が家では聞かれないが。
そしてストのことお墓参りへ。
お墓参りって好き〜。日差し強すぎて、お墓キレイにしてる間首の後ろジリッジリに照らされたけど、ストのこも意外といい動きしてくれたのでお墓キレイキレイ、気持ちよーくなりました。
明日は黄砂がすごいっていうから、すぐベタついちゃうのかもだけど、ご先祖様達も良きかなしてくれたことだろう。
家で2人でいると話すこともあんまない、というか、あんま話さないようにしちゃうんだけど、出かけたり、車の中だと話が弾む不思議。
旦那、じゃないストのこが悪いとかじゃなく、私の問題として1人の時間がないってことがキツいってことも、嫌な雰囲気にならずさらりと話せて、そこの解消に向けて前むきな話もできたし、すごく良かった!
お墓参りに行こうよ、と言われた時には、え!この気持ちの良い天気の今日、2人でー?お出かけー??えー…ってなったの、ごめん笑
今日は気持ち的にとても有意義な日となったよ。
美容院で教えてもらった超絶いい香りバームを使い始めたおかげで、頭もいい女臭してたしね!線香臭さに負けてなかったしね!!
調子乗って今日もシャツインして、黒づくめスタイル。
バックだけが、あのバックだけが、大人女性持ちするとズルってすぐ落ちるし、斜めがけするとパイスラ問題起こるしで、やだったわ〜。
テロンとしたシャツだと余計にさ、パイ際立つよね。やーよ。
晩御飯には長芋たっぷりお好み焼きをした。ずっと焼いてたー。
お風呂入る頃には、線香臭いのとお好み焼き臭いのと。
くさ。
10代のピチピチと40代のタルタル
すごく気持ちのいい天気だった。
いつも、寒かったらやだな、寒いよりはマシ、って気持ちが勝って、厚着しがちなんだけど、今日はやってやった!薄いロンT1枚という強気!そして正解!!
全然寒くなかったし〜!嬉しい。
ここんとこ悲しい出来事が続いて、気持ちがドーンと暗かった。
ましてや旦那も主に家にいるから辛かった。
1人で過ごす時間が欲しくて仕方なくて、私の場合それは主に家で1人になりたいのだけど、今は叶わないから、車で近くのショッピングモールまで行ってきた。
あれ?また背伸びた!?と毎日思う最近の長男。
制服のつんつるてんになったズボンは裾を出して、靴も大きいのに買い換えたりしてたけど、こないだ部活から短パンのまま帰ってきた時、恥ずかしいくらい太ももあらわになっててびっくりした。短パンもか!
白いプリップリの太ももをこんなにあらわにして電車乗ってきたのか…
これたまんない人もいるでしょうよ、世の中。と思ってしまった。
で、部活用の短パンやらTシャツやら買い出しに。
これ買ってきてーと言ってたUNIQLOのアクティブジョガーパンツな!
それついこないだまでお値下げしてたんだよなー!!キー!悔しい!!タイミング!
それで私のお買い物スタイルですよ。
セントジェームスの白ロンTをですよ、インしてんだから!
パンツにイン!
してた。したりもしてた。今までだって。
だけど、今までと違うことあります。大きな違い。
おーなーかーがーペーターンとーしてーんーでーすーーー!!
ピーピー!!ピューイピューイ!フゥー!
パツパツしてないんです。
すごい…
体重は減らないどころかたまにちょっと増えたりもしてるんだけど、走ってる効果なのだろうか。お腹周りが確実にスッキリした…ゴクリ…
嬉しいー!嬉しいよー!!
思わずさすさすしちゃうこのお腹。
インっぷりが今までと全然違うんだな。
これでお尻周りももっとキュッとできたらもっとキレイにパンツ履けるよなー。
こいこいはよこいちっこいオケツ!!
動く分ご飯も美味しいし、どうしても男達に合わせて食べ応えバッチリのおかずになる晩御飯も一緒に美味しくいただいちゃってるから…そりゃ体重減るっていうのは難しいとは思うんだけど、こうして身体に変化を感じられるというのは本当嬉しい。
鼻の中になんかデキモノができそうで超痛いんだけど、そんなのもまぁ仕方ないって思えるくらい嬉しい!
天パの旦那が縮毛矯正かけてきて、髪の毛のペタークター具合が魔太郎みたいでちょっと不気味だけど、うわーって言わないでいられてるくらい、嬉しい!
昨日次男のサッカーをしっかり見ちゃったもんで、イラつきがすごかったけど、まぁまだ始めたばっかだし、楽しいのが1番!て思い直せたほどに、嬉しい!!
顔まわりのお肉のたるみは気になるけど、お腹まわりがこんなにペタッとしたならいいじゃない!
キレイになりたい!と思えるのは楽しいことなんだなー。
若い頃って、それを全面に出すことが恥ずかしかった。
私みたいなもんが精神あったし、キャラじゃないし、みたいな。
好きなことを堂々と好きだと言えることや、頑張ってることを恥ずかしく思わないでいられるのは、今周りにいてくれてる人たちの影響かな。
そう思うと私の生まれ育った家というのは、やっぱり否定的な空気が何にでもあったんだな。
何か新しいことを始めたいとか、こうなりたいとかこうしたいとか、すんなり通ることがなかったし、そういうのすごく言い出しにくかった。否定されるから。
息子達にはそんな風に思わせてないといいな。
と思ったら、隠れてこっそりアプリダウンロードしてたり、色々してらっしゃる。
まず話してくれたらいいじゃないかと思うけど、それがやりにくい空気になっちゃってるのかなー。旦那がいるせいじゃないかしら。笑
すぐ人のせい笑笑
思うまま書いちゃった。
仲良しにわーっと喋りまくったみたい。スッキリ。
知らなかったし悲しいし悔やまれるしすごく寂しい
私たち家族の暮らすマンションは1フロアに5部屋。
我が家はコの字型の端っこ。
隣は旦那さんに先立たれ一人暮らしのピとうさんておばあちゃん。
その隣は高齢のピかはしさんご夫妻。
その隣は5人の子沢山(3人成人して巣立ち済)ピうちさんご家族。
反対側のコの字の端っこは最近娘さんが独り立ちされたピさわさんご夫婦。
うちの子達が1番小さいってこともあり、生まれた時からみなさんに可愛がってもらって、どこか旅行に行けばお土産を渡しあったり、沢山の頂き物があればお裾分けしあったり、なんだかんだととても良いお付き合いをさせてもらってる。
特に隣のピとうさんは1人暮らしってこともあって、何かあれば1番すぐ駆けつけられるんだしと連絡先も交換して、交流していた。
穏やかな優しいおばあちゃんで、いつもいつも子供達を可愛いがってくれて、成長を喜んでくれていた。
そのピとうさんが亡くなっていた。
最近会ってないなと思うことは今までだってよくあったし、それでもまた会えて、なんだか久しぶりだねって話すだけだったのに。もういなくなっちゃってた。
今日知った。
お昼頃、廊下がすごく騒がしくて、何事かとドアを開けたら、救急隊員の方がわんさか、お巡りさんもいた。
明らかにただごとじゃなくて、血の気が引いた。
実は先週末、旦那が喪服の人たちがピとうさんのおうちに入って行くのを目撃していた。
それで、まさかね、なんて話をしてた。
でもまさかのまさかって思いたかったし、確かめる術はなかったし、いや、翌日管理人さんに聞こうとしたんだけど、やっぱりそんな失礼になるかもしれないこと聞けないとやめたり、してた。
ピとうさんは1週間前に亡くなって、もう葬儀も済んでいた。
親族の方から管理会社に連絡は入っていたのだけど、管理会社から管理人さんへ伝えていなかったため、今日、ピとうさんと連絡がつかないことを心配した近所に住むお友達が管理人さんと共に警察に連絡、それでこの騒動に繋がってしまっていたのだ。
静かで穏やかで慎ましくて…そんなピとうさんが、自分が居なくなった後にこんなことになったの、嫌だったろうなと思う。
何がどうしてなのかとか、詳しいことは何もわからない。
ただ、もうピとうさんはお隣にいない。
長男がまだ2、3歳くらいの頃、ちっとも上手くできない子育てに追い詰められていた私は、泣き止まない長男とお出かけから帰宅した途端、玄関で一緒になって泣いて、ものすごく怒鳴ってしまったことがあった。
聞こえたんだと思う。
ピンポンて玄関のインターホンが鳴った。
我に返ってとてもじゃないけど開けられないとドキドキしてたら、ドアをノックしてピとうさんが言った。
「大丈夫?大丈夫よー」
またドバーッと涙が溢れて、ドア開けて、ピとうさんが入ってきて、優しい声で私たちを慰めてくれた。
「大丈夫、大丈夫よ。大変な時ってあるけど、絶対大丈夫。」
こんな小さな子相手に泣きながら大声で怒鳴りつけてるなんて、何してるの!って怒られるんじゃないかと思ったのに、ピとうさんはそうやってただひたすら優しく諭してくれた。
実の母親とは疎遠だし、身近に安心して頼れる人がいなくて、心細くて仕方なかった私にはそれがもうめちゃくちゃ有り難くて、わんわん泣いた。
おうちに連れてってくれてみかん出してくれて、その後しばらくおしゃべりしてた。
ピとうさんのお家はいつもすごくキレイで、大事に育てられてる植物がたくさんあって、ちゃんとした暮らしがあった。1人なのに偉いなぁすごいなぁと行く度思った。
次男が生まれて、思うように長男を遊びに連れてってあげれないって話した時には、今ちょっと2人で行ってきなよって次男を見ててくれた。
ピとうさんの大きなベッドの上にコロンと転がった次男の姿を、かわいいねーって2人でニコニコ見てたのを覚えている。
ついこないだのことのようなのに、それですらもう8年くらい前になるのか。
ピとうさん年をとったな、って感じてた。
私はもっと出来ることがあったんじゃないかな。何かもっと手伝ったり、声かけたり、用がなくてもピンポンしたり、すればよかった。
言うだけで、結局何もできてなかった。
沢山優しくしてもらったのに。
思い出すのは嬉しかったことやありがたかったことばかりで、本当にいい人だったんだなって思う。
子供達2人の成長をすごく楽しみにしてくれてたし、かわいいかわいいっていつも言ってくれたな。
年の始めにはお年玉をくれたり、買えないような高級なフルーツもよくいただいたな。
私はしんどい時ばかり助けてもらって、ピとうさんが話し相手が欲しかったり、何か手伝って欲しかったりした時には何もできなかったんじゃないだろうか。
ピとうさんはお隣のピかはしさんと折り合いが悪くて、その愚痴が増えてきた時、私はあまり聞きたくないと思ってしまった。
ピかはしさん達にも良くしてもらっているし、嫌だなと思ってしまった。
そんなの言うだけでスッキリするんだから、沢山相手すればよかったのに。
いつも良くしてもらうばかりで私はちっとも返せない。っていうようなことを言った時、ピとうさんが
「その内嫌でも歳をとっていくから、そしたら若い子に同じようにしてあげたらいいよ。私はもう色んな人に沢山良くしてもらったから、だから出来てるだけよ。」
と言ってくれた。
長男にその話をした。
そしたら私の後悔を、ピとうさんに出来なかったことをまた別の人にやってあげたらいいじゃんと言ってくれた。
長男は今日が春休み最終日。
終わっていない課題に取り組んでる時に、救急隊の人がわんさか家に入ってきた。
その時はまだピとうさんについての正確な情報が入ってなかったため、安否確認のためうちのベランダから救急隊員の人がピとうさん宅ベランダに入るという非日常を体験した。
彼にとっても衝撃的な日になったことだろう。
「俺はピとうさんに優しくできたな!下から荷物運ぶの手伝ったりしたもんな!」
今日は長男の、悔やまない、朗らかな姿に救われる。
おかえりなんだよ長男よ
長男が3泊4日の合宿から帰ってきた。
スマホ持ち込み禁止だったため、4日間全くの音信不通。
…正直…めっちゃ寂しかった!
普段あんなにイライラして、チョウナンヒトニアラズと思わないとやってられないくらいなのに、行ってらっしゃいしてすぐに、これからしばらく会えないのかと、すーごく寂しくなってしまった。
旦那には「そんなになるんだ!見せてあげたいね。」とか「そんなに好きならいつももっと優しくすればいいのに」とか言われた。フン!だわ。
朝起きたら次男と「ちょうなーーん!おはよー!」と声に出し、ふと「今何してるかねー」と話題に上れば切なくなり。
恋か。
友達と会ってもすぐ長男の話。
寂しがっていたら、
「でも帰ってきたらすぐ怒るんだと思うよ」
「情緒不安定なのよ〜!笑」
と笑い飛ばされた。
ホントそう。
予定よりだいぶ遅くなって帰宅した長男は真っ黒に日焼けして、すごく逞しくなったように見えた。なんなら背もずいぶん伸びたように見えた!そんなハズはないのだけども。
私の募る想いを知らず長男いたってクール。
「はいはい、ただいま、疲れたー」で合宿中の話なんてしちゃーくれない。
喜ぶかなとステーキ焼いたけど、まーなーんも言わず。
でもモリモリ食べてた。
合宿所のごはんは美味しくなかったらしい。
そして私の焼いたステーキも固くて!
アゴにいいよって旦那にも次男にも長男にも、何回言ったかしら。
久しぶりに4人揃った我が家。
嬉しい。
こうして離れてくことがどんどん増えていくんだろうなぁ。
慣れてって、こんなに寂しく感じることも減ってくのかな。
合宿仲間のママはあっという間だったねーと。もう帰ってきちゃうねって感じだった。
子離れできてないんだな、私。
その内するだろう。
もうされてる感じだしなぁー。
なんだかちょっと寂しいけど、家の中にみんないてほっこりほこほこ。
しばし怒らないでいられそうな気がするけど、どうかな。
これが苦手なママ友業界にあったのだから、わかりませんぞ
いくら仲良くなっても自分だけのことで済まないのがママ友業界。
我が子のキャラや、クラスでの立ち位置、子供同士の仲の良さ、成績、運動能力、習い事、受験、子供同士のトラブル。まーあ色んなことがある日突然絡まってきたり、知らない間に起きてたり。
見ないふりしたり知らないふりしたり。
ママのことは好きだけど、子供はあんまりとかあるし、その逆もあるし。
私はひたすらに上手く立ち回れないタイプなので、なるべくあまり深い関わりをもたないように過ごしてきた。
それでもやっぱり付き合いは生まれる中で、めちゃラッキーなことにすごく気が合って好きだなーって思えるママにも何人か出会えた。
人として出会った時にはママだから、子供きっかけで始まった人はみんな最初ママ友で、そっから普通の友達になっていける人がいる。
その人が良い人、気が合うってだけじゃ無理なのがこのママ友始まりコース。
いくら大人に優しくても子供への接し方が恐ろしかったら、おや?
何を大切にしているかの基準が違えば、おや?
旦那の愚痴とか私ももちろん止まらないんだけど、そんな言い方しちゃう?っての聞くと、おや?
おや?は、いとも簡単に溜まっていくから、その人に対しての距離も決まってく。
私の場合は出会ってすぐが1番近くて、後はどんどん離れていくばかりというストライクゾーンの狭さ笑
球審厳しめ!
もちろんそんなだから相手からもボール判定めちゃとられているのだとは自覚している。
そんな私軍の不動の4番がピー子ちゃんだ。大谷ピー平!
溜まりに溜まった不満、ちょっとした謎、恥ずかしかったこと、やっちゃったよーってこと、嬉しかったこと、ちょっと自慢したいこと、慰めてほしいこと、あんまり言っちゃいけないような最低なこと、ひたすら笑いたいこと…日々の色んなことをかなーり包み隠さず話せてしまう。
半年に一度くらい、都合を合わせて2人で夜の会をする。
お酒はあってもなくても良い。ひたすらに喋りたいだけだから、素敵なお店でなくても良い。
気候が良ければお散歩しながらでもいいし、公園のベンチでもいい。
ただひたすらに話したい!
なぜこんなにもピー子ちゃんと話すことが心地良いのかというと、ピー子ちゃんは否定をしない。
ほぼ全てを良いように聞いてくれる。
気を遣ってとかでなく、すごくナチュラルに、私が考えつかないようないーい解釈をしてくれるのだ。
そんなことじゃないんだよーと言いつつも、あ、そう考えられたらいいのかぁと、気持ちがほんわかほんのり明るくなっていく。元気づけようとかしてるわけじゃなく、とことんナチュラルだからこそ、素直に聞けるんだと思う。
どぎつい伯母2人を筆頭に、私は実家のメンバーもナチュラル否定的精神の人々で構成されており、基本蔑まれ見下され生きてきたので、ピー子ちゃんの優しさはしみしみに染みる。
いつか私たち2人を知る友達に、
「2人がつるんでるの不思議だわ。こんなピュアな優しい人と、こんな、あの(私)みたいな人が、どうして、って笑」
と、言われたことがあるんだけど(改めて書いてみるとひどいな笑)、まさにで。
私の暗黒ぐっちゃぐちゃ面をピー子ちゃんのどこまでも澄んだ、あの炭治郎の精神世界みたいなとこでスーンて浄化してくれてるんだろか。
不思議なことにピー子ちゃんも私が好きなのだから面白い。
両極端だからかな。嫌な気持ちにならないのかな。
で、兄弟構成も一緒。
長男が幼稚園一緒だったけど、その後引越しちゃったのもありその後は学校関連何も被ってないのも気楽ポイント。
気兼ねなく話せることが多い。
昨日、その貴重な半年に1回の日がやってきたので、ひたすらにしゃべくってきた。
今は飲み屋さんもファミレスも大体22時には閉まってしまうという現実に直面。
まだまだ話したくて名残惜しくて、駅のロータリーのベンチで2時間近く話してたらあまりに体が冷えて、泣く泣く終了。
長男のダメマウント合戦が面白かったので、そのこと書きたくブログ書き始めたんだけど、ピー子礼讃に至るまで長すぎた。辿り着けないや。
大人になってからもこんな出会いがあるんだな、嬉しいなってちょっと前は思っていたんだけど、年をとって色んなことから解放された面もあって、むしろ若い頃より人と付き合いやすくなったのかもしれない。
おばさんになっていくのは、悪いことばかりではないな。
これからもピー子ちゃんとは、うちの子がどうしようもないわーだの、旦那にイラっとするわーだの、お金がないわーだの、ここがイテーだのあそこがイテーだの、あの病院の先生が親切だわよーだの、ペチャクチャしてけるといいな。