大体白目になってるかメガネ光ってる

美も細も心から欲しいけど寝っ転がってたい

何事も経験とはいえあまり酷い目には遭いたくない

 

ピずみちゃんの中1の娘の恋バナを聞いていたら、自分が中学生の時の苦い思い出が蘇った。

 

小学校の時から目立っていたS本君。細くて背が高くて、気になる男の子だった。

中学2年生の時に同じクラスになって、とても距離が近くなった。電話がきて長電話を楽しむこともあった。でもどこかにお出かけしたり、一緒に帰るなんてことはなかった。

私はすっかり好きになっていた頃、電話でクラスに気になる女の子がいると言われた。

誰?誰??と色んな名前をあげるも、一向に正解がでない。

もうほとんど全ての子の名前をだした。出てないのは私くらい。

「あと1人いるじゃん」

とまで言われたが、私は自分の名前を言うことが出来なかった。

それで違うと言われたら悲しすぎるし、何より恥ずかしすぎて言えなかった。

その電話はそれで終わった。

確定したことは何もなかった。でも十分だった。

S本くんも私のこと好きっぽい!

 

私はキレイに舞い上がり、翌日親友のOちゃんに事の次第を伝えた。

ちょっとよそって。

S君に気になるって言われた、付き合おうって感じのこと言われたー!って。アイタタタ…

 

その後すぐの夏休み、旅先でS本君へのお土産を買った。

たぬきのキーホルダーだった。ハーあのフォルム!思い出すと恥ずかしくてたまらない!

なんでたぬきなんだい!

始業式、そのキーホルダーをいつ渡そうとウキウキしてたのも覚えてる。

結果そのキーホルダーは渡せることなくずっと私の元にあった。

S本君は声をかけようにも目すら合わせてくれなくなっていた。夏休みの終わりと共にS本君とも、何も始まらずして終わっていた。

 

突然冷たくされる理由はしばらく分からなかった。何かしたんだろうけど、思い当たらない。無視されて話さなくなってそのまま時は過ぎていった。

 

漫画のような話だけど、中学校生活あと1年を残して、私は家の都合で転校することになった。

そしたら親友であったはずのOちゃんから、実は…と切り出された。

S本君は小学校の時からYちゃんと付き合っている。2人は周りには秘密にしてるから言えなかった。自分はYちゃんと親友であるため言えなかった、ごめん、と。

 

要は舞い上がった私の大盛り発言がOちゃんから筒抜けになっていて、彼女Yちゃん激昂、S本くん大焦りからのそこまでのことは言ってない!あいつの嘘つき!ってなことだったんだろう。

 

なんてこったい。

転校するってこともなけりゃずっと隠されたままで、自分の親友だと思っていたけど本当はYちゃんの親友だったOちゃんに、慰められ励まされていたかと思うとそれまたキツイ。

 

こわいこわい。裏切り上等の中学時代!笑

そんなことがあったなーと。

 

好きな子の相談してた友達が内緒でバレンタインにその子に告白して付き合うことになってた、ってピずみちゃんの娘の話。

いつの時代も色々あるのだな。

 

いつか我が子もそんなことに揉まれたりするのだろうけど、それを直接話してくれることはないんだろうな〜男子ー!

書いてて事細かに思い出しちゃった。恋愛なんて懐かしいものになっちゃたおばちゃん、耐えられない!思い出して再ツライ!夢に見ませんように。