その口になっちゃったよーのやつなのに
大好きなぬか漬けがある。
家からたっぷり1時間はかかる道の駅、誰々さんが作りました的な自家製ぬか漬け。
1袋の中に選抜されたメンバーは、にんじん、大根、きゅうり。水々しくサイズ大きめ。塩っけ加減も最高。
ものすごく好みの味で大好きなのだ。大大大好き。
冷蔵庫に常備したいけど、なんたって買えるとこまで遠い。しかも、まーーーー混む道を通ってかないといけないから、簡単に行けない。
今日は長男が学校休みで部活もない。ゆーったりと起きてきたけど、天気もいいし、あの道の駅までドライブがてら行こうかってことになって、家族みんなで出かけた。
車の中、漫画みたいにヨダレ出るかと思うくらい嬉しかった。率先して運転もした。
やっぱりめーちゃ道が混んでて時間もかかるから、もちろん私の膀胱はもたない。
途中でコンビニ寄ってスッキリして…あ〜あれ買えればもうしばらく幸せだなーおかず無くたってご飯すすんじゃうよなーってもうずっとご機嫌だった。
1時間半かかって到着。
駐車場から繋がる芝生の広場で男達は遊ぶというので、1人で売り場へ。
地元で採れた野菜やお花、名産のお菓子や乳製品が並ぶ。
いつもより人が多いな〜と思いながら、私はまっすぐあのぬか漬けがいらっしゃるあの棚へ。この前お裾分けした時に美味しいと喜んでくれてた、ピいとうさんとかピーちゃんの分も買ってくつもりでカゴを持ち。
マスクの中ではちょっと喋ってた。
あーうれしいなぁ、家の分に3つくらい買っちゃおうかな♪
だけど
ない。
なかった。
1つもない。
普段はぬか漬け達が積まれているから見えない、一番下の銀のトレーがピカピカ光ってた。
信じられなくて2往復してしまった。
嘘でしょ嘘でしょと言っていた。すれ違った人が普通に聞こえる声で言ってたと思う。
今こうして書いていてもショックが蘇ってくる。
私の手元にあのぬか漬けはない。
混み合う店内で背の高い店員さんを発見。諦めきれなくて声をかけた。
「すいません、あのぬか漬けもう売り切れですか?」
私は168㎝ある。だから男の人からもあんまり見下ろされることがない。
そのため、見下ろされ、見上げる自分の構図だけで嬉しくなっちゃうとこある。
店員さん背高いだけじゃなくて、カッコよかった…ちょっとした吉沢亮だった!(マスク)
「あー終わりです。裏にストックとかもないんですよ。すいません。」
「えー残念。あれを買いに来たのに、悲しいー!」
私、吉沢亮(マスク)じゃなかったら「そうですか、ありがとうございます。」で終わってたクセに!ちょっと長く喋ろうとしてる!!恥ずかしい!おばちゃんてより女感強めでお話してます!!
「わーそうなんですか、すいません。今日ここがテレビで放送されて。それで人がいつもより多いんですよね。」
吉沢亮(マスク)感じまでいい。
優しい!ホワ〜。しかも上から見られてるし♡
ぬか漬けが紹介されたワケではなかったらしいけど、タイミングが悪かったんだなー。
買えなかったショックと、見る目麗しい吉沢亮(マスク)と見つめ合っておしゃべりしたホクホクとで、なんか複雑な気持ちでイカキムチを購入し終了。
レジのおばちゃんがめちゃ感じ悪かったけど、気持ちが忙しくてそこまで腹立たず。
売り場を出たところで旦那に遭遇。
ぬか漬けショックより亮の話をしそうになってた笑
帰りももちろん混んで、しっかり時間かけて帰宅。
お目当てのものがないと疲れをしっかり感じる〜